一本しか咲かなかったのである。
仏壇に飾った家内の想いを込めて。
母と家内が一緒に朽木焼尾の峰で採取した笹ゆり。
咲いてくれるかどうか七年ぐらいかかる勘定。
この笹ゆりが再度、朽木へ向かわせた。
尾道旅行の記念として、備前黄薇堂さんで求めた器。
木村微風さんにしては珍しい作風の大振り湯のみ。
ビアマグにもお湯割りの器にも利用が出来る。
コモンのケーキ屋で求めたいちごジャム、しっかり形が残り美味しかった。来年も求めたい。
ゴンがデッキのベンチでリラックス。
もう自分の場所と決めている。
5月25日 週明けの月曜日。
ゴンは八屋戸の村までパジェロ・ミニを追いかけて来た。
村に入りそうなので、 Uターンして、元来た道を逆走して、志賀中学の道へ飛ばし、ゴンを巻く。
連れて行ってやりたいが、長距離の峠道、また泡吹くから諦めさせた。
笹ゆりの宝庫であるが、年々消えっている、今回、5年ぶりの朽木小入谷(おにゅうだに)滋賀県と福井県の県境の鯖街道の一つの奥深き峠道。
焼尾の地蔵尊の祠から、旧道の鯖街道の獣道を登る。
千社札もそのまま残っている。この峠を知ったのは、バイクで走り周っている折りに来て、それから車で来る様になった。通って20年以上は経つだろう。
この一葉の小さな葉が笹ゆりの子である。
10センチ以上、硬い地層から芽吹いっている、慎重に球根を掘り起こす、大切に育てたい。
この祠で何度もお弁当を食べた場所。
五年ぶりに笹ゆりが採取出来るか掛けみたいであったが、恵を戴いた。大切に育てたいと思う、これから五年七年と気長に花の咲くのを待つのである。
テーブル、椅子、持参でお弁当と珈琲タイム。
元来た道を戻る、朽木市場、道の駅で焼き鯖、トチ餅、地元レストランから発売のイタリアン・マヨネーズ。
行きがけに見ておいた、朽木旭屋の 十割そば。
後から珈琲とほうじ茶のプリン、その下にあずき。サービスで出してくれた、6月になると、七輪で鮎を焼いて食べられるとか、是非、夏前にこの朽木旭屋に来たいと思う。
レトロなカップソーサーの珈琲。サービスが効いたから、この店に必ず足を向けよう・・・
球根付きの笹ゆりの子供。何本、花が咲いてくれるものか。目的が叶った笹ゆりが手元に来てくれた。
貴重な笹ゆり、清楚な笹ゆり、これから鉢植えに移る。
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