2015年7月31日金曜日

まむし鰻重

7月31日
大阪へ湖西線にて向かう。折り返し運転点検の為か、30分近い遅れ。待つ事を強いられる一日となった。
蒸し暑い一日、大阪に着いて、御堂筋線で淀屋橋へ。
淀屋橋からじりじり照りつける御堂筋を高麗橋まで歩く。
嫌でも汗が首筋を伝った。
それでも早めに着いた正午前だった・・・・
 「うな重」山盛り食べたいばっかりで、午前9時30分に下山。ゴンはデッキに閉じ込めた。キュンキュン鳴いていたが、半日うろうろさせない様に我慢させて来た。
享保年間創業の老舗。本家柴藤。二十人位並んでいた。
並んで注文して、一時間は有に掛かった。
鰻巻きを一切れづつ頼む。
ぎっしり詰まった鰻重。間に鰻が挟まり、蒸されているから、「まむし」と言われる大阪名物。
一人前で一匹半の蒲焼。家内の分三分の一を引受ける。
山盛り食べたという満足感。旨かった。
二人とも、堪能することが出来たから当分鰻は求めない。

 満足して淀屋橋に戻る為に外へ出る。それは猛暑だった。
異常な程の暑さを覚えるのは、日頃涼しい場所で日常を送るために、体には悪い暑さ。
 一筋回ったところに、緒方洪庵の屋敷跡。淀屋橋、北浜と官公庁の中心地である。大阪大学医学部の発祥地になる。





地下鉄で大阪駅へ戻る。
新たに開発されたゾーンを見て歩く。建物の中に避難するのが猛暑対策。
 グランド・フロント・大阪
フードフロアーが充実しているが、二段鰻重食って満腹の腹には、一切食べられそうにないのは、惜しい気分。
ステーショナリーコーナーは紀伊国屋の一角に伊東屋が展開。見ていて楽しませてくれる文具類。
人の群れに巻かれていると、人の居ない場所に戻りたくなるもので自然の摂理。夏休みで駅も電車も溢れていて、人間嫌いなる。ガキも人も五月蝿い。

2015年7月30日木曜日

高温多湿の日々

それにしても蒸し暑い日々が続く。
25日にテラスデッキ上に、鉄骨折板屋根が完成し、デッキのテーブルで過ごす時間が増えた。足元に香取線香を焚きながら下界を眺めてコーヒータイム。

26日に伊藤ご夫妻が揃って来山、久しぶりの事。
ご主人が小鮎を沢山釣って来られたので初物を頂く。
 塩焼きの鮎。
初めてであるが唐揚げの小鮎。
頭は少し骨っぽかったが、身は柔らかく、美味しかった。
はらわたもそのまま食べられ、香魚である 。

7月28日
千本出水の本昌寺へ夏のご挨拶に出向く。
昨年末にお願いしてあった、戒名を授与戴く。
 長い 事、居合道の修練に励んだ自分の道があったので、和尚にお願いして、 剣の一字を入れて欲しい言ったのであるが、法名には剣は使っていないと難しいかと思っていた。
和尚は、法典の中に大 利剣というのがあり、煩悩を断ち切るという 言葉から、法名(戒名)を考えて下さった。
『大利院剣徳日眞居士』
 寿の無量、永遠の命という意味が含まれ、花好きの華、法華の妙、『寿量院華徳妙美大姉』
二人揃って有難い死後の法名を生前に授与された。

大した檀家でも信心深くもない私ではあるが、何んか安堵の不思議な気分に包まれている。
この盂蘭盆会前に、位牌も仏具屋に製作依頼し、墓参時に墓標に戒名を刻んで貰う依頼もしたい。
彼岸の墓参時に、赤字の自分の法名が刻まれた墓参りも楽しみ。

7月30日 松本の池田くんより毎年、新鮮なとうもろこしが送られて来る。本日届いたのは朝日村産「ゴールドラッシュ」松本産「フルーツコーン」今晩早速、焼いて食べよう。
 本日、大阪行きに下山したのであるが、東屋のところでトユ屋さんと出会う。屋根の雨仕舞いに作業に来てくれたので、大阪行きは急遽、明日に先延ばし。
 煙突部の雨仕舞い。
 壁際と折板屋根の雨仕舞い。
 午前中に作業も手際良く完了。終わってから激しい夕立。
完璧に雨漏りもなし。

2015年7月26日日曜日

テラスデッキの屋根

鉄板でテラスが出来て2年と8ヶ月。
日除けポールを設置して2年。
1年目は、シートと押さえのステンレス物干し竿で固定していたが、台風で、パラセール状態になり、崩壊。

昨年の6月にコンパネ10枚とシートを張って、風雨にも耐えて、具合良く利用させて貰っていたのであるが、年末から正月、二月と豪雪が日除け屋根に残り、その重みで馬の背状態となり、雨は溜まる、漏れも激しく、結局一年で重いコンパネを乗せる作業の苦労は、無残にも一年しか持たなかったのである。

鉄製のテラスデッキを作って貰った天川さんに連絡して、結局、二ヶ月前からお願いしながら、やっと昨日、25日土曜日に一日掛かりで、完了した。

それまでのテラスデッキの日除けパネル。
コンパネを止めるのは、穴を開けて結束帯でパイプに止める手段。
 雪の重みでパイプも湾曲。直し様がない状態。
 シートには絶えず雨水が残り、煙突の火の粉で開いた穴から、雨水が漏れるのである。
いよいよ、このコンパネシート屋根の役目も終わる。
 7月13日月曜日、午前8時15分より、天川さん二人で来山。コンパネ、シートの撤去。一時間で終了。

 途中、台風11号で作業は先送り。
7月24日金曜日、日除けポールの撤去。
この巻き取り式のテントもお役御免。
 この日除けポールは合わせて、二年でお役御免。
 7月25日土曜日。午前8時15分、天川さん三人で来山。
 工場で製作した角柱、梁、現場に荷揚げするのに、鉄製であるから。元気な大人三人の力が必要。

 柱立ての作業が開始。頑丈そうな角の鉄柱。
 同じなら、屋根は大きく張り出して欲しいので、薪ストーブの煙突を迂回。


 鉄の構造物は、鉄板テラスデッキと一体化して来る。
こうなる為に二年と8ヶ月の道草を喰ったのかも知れない。

 これで、台風も豪雪であっても、心配無用。

屋根材の鉄板は、折板屋根。
折板の鉄板は、三人掛かりでトラックから、引き上げ、8枚分。軽くはない構造物。テラスデッキが鉄板でガンガンに固められているから、少々の重量は全く問題無し。
 角柱、梁材は午前中に組み立てが完了。正確に工場で製作されているから、現場で問題なく組み立てがスムーズ。
寸法出し、正確な垂直と水平をコントロールするから、出来ることで、天川さんの頭の中で、この恒久的な屋根の構造物は出来上がっているのである。
もう午後5時前には、作業も完了。見ていると、最後の一時間の段取りは、無駄のないスピードで仕上がった。

 今朝のモーニングは、久しぶりにテラスデッキのテーブルにて・・・雨漏りも心配なくなるので、テーブルのシートも外れる。残りの雨仕舞いとか部分塗装も残っているが、次回に完了である。
 この恒久的な、鉄板のテラスデッキと屋根は十数年先、我々が居なくなっても、残った誰かが、メンテナンスも簡単で、耐久力も備わっているので、安心出来る。
広い屋根、折板屋根は、放熱効果と風の冷やしで、涼しい。明らかに今までのシート、コンパネ屋根とは違いを感じる。
お金は掛かるが、10年利用させて貰うと、その先も考えたら、安い安心な構造物が一体化して完成した。
二人とも、今後、このテラスでの楽し方は、無限の要素を秘めてくれていると感じている。
今朝も涼しい、昨日までとは、雲泥の差である。
ありがたい。