ゴンのスペース

サクラが居なくなって三日目。
ゴンの存在がどれほど寂しさを癒してくれるか。

サクラにはなかった、いたずら坊主そのもので、どこでもよじ上り、手足が長いからデッキの手すりから身を乗り出す。行動を見ているだけで楽しい。

 家内の膝に上がろうとする、顎をのせて撫でて貰うのに、鼻を鳴らして甘えている。

狭い場所でも入ろうとする、サクラは車で外を見る事もなく、足下で縮まっていたが、このゴンは窓から乗り出しそうである。

デッキ下で居たのが、デッキに這い上がり、そこが自分のスペースに決めているゴン。すでにこの家に飼われていたように、振る舞い、何しろ人懐こい、スキンシップして欲しい犬である。

デッキの縁台でこの二日寝ているが、風が吹いて体感温度が下がり、今は良いにしても、晩秋、冬場に、かなり厳しい条件になるので、縁台に犬囲いのスペースを昨日思い付いて、今朝、ホームセンターでコンパネを購入して、特急で製作する。

好奇心旺盛のゴンは製作中の電ノコの音も、ジグソーの電動音も全く嫌がらず、囲いを縁台に設置すると、待つ事もなく直に入り込む。

 800センチ×700センチ　高さ600センチ
もう少し大きくなるだろうから、この囲いが犬小屋である。

冬になれば内張りを施し、出入り口にビニールカーテンを付ける。天板も用意してあり、台風で風が吹き荒れても、直接強風が入らない様に、天板が屋根に、これで一安心。
設置後、ゴンは眠ることも集中して安堵感があるのか、この囲いをかなり気に入って居る様子。