6月5日 富山行き
午前8時30分には出発
湖北から敦賀経由、高速を利用せずに永平寺町へ
永平寺には長年是非にも参拝したかった 曹洞宗大本山である。若い大勢の禅僧が修行する僧堂、見てみたかった。
開祖道元が延暦寺で天台宗に学び、建仁寺で修行して中国へ渡り、永平寺で禅寺を創建したのである。
今も修行僧が道元禅師が生きているように、御支えしているのである。
三階建、四階建の僧堂が長い急な回廊で結ばれ荘厳な佇まいを醸している。
この広大な境内は厳しい厳冬の雰囲気が似合う場所だ。
数千基の位牌が所狭しと並び、その歴史と祈る人々の久遠を感じる空間である。
胡麻豆腐の有名な「團助」で胡麻豆腐を求める。
永平寺参拝後、「かぶとや」にて蕎麦御膳を頂く。
五年前、氷見富山八尾高山ドライブ中、訪ね忘れた「氷見昭和館」へ訪れる。
商売気の旺盛な昭和館のオーナーが二曲、ただでジュークボックスを聴かせてくれた。「高校三年生」「ダンシング・ヒーロー」
昔のグッズは何でもあれ。あきれる昭和の名残。
これで忘れ物は無くなる、もうこの場所に来る事はない。
午後5時すぎ、ホテルグランテラス富山へチェックイン。
ゆったりスペースの本格ホテル。名鉄グループとのこと。
午後6時に街へ。五年前に入った居酒屋を目指すも、運悪く連休日。残念。
寿司居酒屋の「浜とみ」歩いた近くにあったから入る。
冷酒「林」と「三笑楽」を頼む。全部飲み切れないが・・
刺身の盛り合わせ
イカの刺身
三元豚の串揚げ
岩牡蠣のチーズソテー
富山湾白エビのかき揚げ 満足して千鳥足でホテルへ。
6月6日 市民プラザへ、全日空ホテルの近くであった。
結構な空間を藤井千秋展に利用、ぽろぽろと鑑賞者が訪れてくれていた。年配者が多いが・・・
家内は画家藤井千秋との経緯等々、北日本新聞の編集者とインタビュー、ケーブルTVの取材も受けていた。
藤井千秋の抒情画家以外の人間性を伺いたかったインタビューになった。
三十年の歳月が流れて、少しづつ人の目に触れる叙情絵画の世界、家内の青春時代の夢の一部となっている。
果たして次回はどんな形で世間の目に触れるのか・・・
富山から200キロ離れているが下り坂の天候の中、敦賀へ
「日本海さかな街」
舞鶴のとれとれセンターより遥かに良かった。
店も品数も比べ物に成らず、今後は敦賀に決めた。
大盛りのウニ丼を分けて食べた。
カジキマグロのソースカツ丼が気になったが次回にお預け。
午後5時に野山へ無事戻る、ゴンは鼻を鳴らして親愛の姿。
589キロの走行、順調に気持ちよくドライブ出来た。
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