2014年9月21日日曜日

藤井千秋展

9月20日 刈谷美術館にて開催
昭和最後の抒情画家・藤井千秋 やっと世に出る兆しか・
13年前に東京文京区の竹下夢二美術館で有名な弥生美術館で展覧会があって、暫く時代背景もあり、展覧会の企画も挙らない忘れられた年月が続いた。
京都での開催は、難しいものであり、昨年、一部の挿絵の原画が「マンガミュージアム」で取り上げられた。
藤井千秋の姪御さんの尽力でやっと、本格的なスペースでの展覧会が刈谷美術館にて開催の運びとなった。
生前親交のあった今年新たに活躍を報じられる、吉永小百合さんからも胡蝶蘭の花が届いていた。
高野口の田中真理子さん、家内の美都子も学生時代より藤井千秋のファンとして可愛がって貰い、没後何とか画集とか展覧会を開催しようと奔走したものの、徒労に終わりかけたが、灯火はこうして生誕の岐阜の近くで、藤井千秋一色の抒情画の世界を見せる機会が催されるのも何かのご縁である。

 私の出来ることは、真理子さん美都子の運転手でしかないが、晴れの日にエピソードを語る二人の努力も無駄では無かった。
刈谷美術館副館長の松本育子さんの開催の挨拶。
姪御さんの藤井樹里さんと画集を編纂された松本さんの説明。一年余りでここまでまとめられた力量は、大した女性である。11月9日までの長い展覧会の期間を設けて頂いたことも有難いことである。
10月にもう一度、刈谷美術館を訪れたいと計画している。

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