私的なブログにて締めくくる事に。
興味とか好みとか、年齢に関係なく、相変わらず、追い掛けるというのは、自分の人生に刷り込まれて来た歩みの中で、記憶に残っているものなのだろう。
歴史に根ざしたアンティークな美しさに魅かれる想い、子供時代に刻まれた造形。万年筆であったり、鞄であったり、機械式の時計であったり、それらの雰囲気は、アナログの懐かしさを与えてくれるし、心に安堵感を届けてくれる。
その中に靴に対する想いは、格別な感覚を持っている。
編み上げの靴、ワークブーツの足を包む圧迫と重さ、安心感が与えられる。
ワークブーツの王様
WHITE'S BOOTS:ホワイツブーツ
セミドレスブーツ:ジャケット、スーツにも合わせられるワークブーツなのである。
このブーツの特徴は、水牛の革で薄くて柔らかくて丈夫、そして光沢はいつまでも輝きを失わない。
足入れの具合は、どんな靴にもない、土踏まずから踵にかけて青竹を踏んでいるような圧迫感、いくら歩いても疲れない1キロ近い靴の重さは、振り子の原理で足が前に進む。
ウェスタンブーツの踵のように中へくびれているのは、軽快な印象を与えるのである。
ブラックとシエンナ、元気に履いて歩き回りたい。
ウルバリンのワークブーツよりはるかに優れもの。
何故、編み上げ靴のワークブーツが好きなのか、三歳の折に編み上げ靴を履かせた両親が与えた刷り込みなのである。
三歳から十歳ぐらいまで、革の編み上げ靴が、私の人生にアンティークを育んだように思える。
人生の考え方、繋がり方、編み上げのようなものではないかとつくづく納得出来る。
子供時代のスナップを掲載しておこう。
足下は編み上げの靴、ワークブーツが気に入りだった。
子供の癖に靴磨きが好きだった。
原点はここに在るのだ。
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