2019年5月21日火曜日

何んや!これ

これは説明しなければ解らない物。
白い人形型と木肌の人形型。
形は合掌して拝んでいる姿。
人間厄年があり、男性は41歳の時、前厄と言って立木観音へ厄払いのお参りをする人が多い。私の場合、観音さんへ厄払いに行かずに、自分の分身が毎日毎日手を合わせて、厄払いのお祈りをする姿を白い無垢な自分として、365体の分身を彫り刻んだ物である。白いのが365体、木肌の人形型も150体以上、都合この時期500体ぐらい削り作った物。
この祈りの合掌から『おがみ』という名前で残った分身。
おがみの底に月日を記入している。
洛北から千本そしてこの野山へ渡って来た『おがみ』無事に三十年の歳月を送れたのもこの『おがみ』に護って貰ったと考えても不思議では無いかも知れない。
千本から未だ未だ珍しい作り物も野山へ渡って来るはず・・・面白い歴史である。

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