小雨の中、御室へ向かった。
霊園に到着した頃、雨も上がり陽光が照り付けて、蒸し暑さの湿度に取り巻かれ、夏草取りと墓石の拭き掃除に汗だくになった。事務所で墓標の刻石をお願いして、天龍寺に向かう。仁和寺、福王子、宇多野、広沢の池、大覚寺、清滝道、嵐山。この田園風景を見ながらの走行は穏やかになる。
年々嵐山は観光客で溢れ返っているし情緒は消えた。
天龍寺も観光客で一杯であった。
三年前に、甥子夫婦とこの天龍寺で出会ったことがあり、今年も偶然に三秀院の墓所を出た所で出会う。
巡り合わせの妙なのであろう。久しぶりだから、彼らの予約した食事処へ追加の人数をお願いした。
前野兄夫妻の次男夫婦。博之くんと実希ちゃん、何年経っても変わらない若々しさ。
天龍寺塔頭で営業している「湯豆腐」のお店。
嵯峨の森嘉の営業みたいである。
天婦羅もついているし、とろろ芋の揚げ物。
精進料理であっさり食べられる。
この時期は、冷奴のメニューがあり。濃い目の出汁で美味しかった。いい処を教えて貰った。
この味に親しんで45年にもなり、久しぶりなのに美都子の顔もしっかり覚えてくれていた。よく流行るお店である。
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