2014年4月12日土曜日

祇園でお食事

本日は、食事のご招待を受けており、夕方南座前にて午後6時前に待合せの時間まで・・・・
車を木屋町三条と四条間の駐車場に停めたのは4時半頃。
 食後、お茶を飲むのに、懐かしい「築地」の喫茶が変わらず営業しているか下調べをしておいた。
私も家内も学生時代、この築地の歴史を刻んだ喫茶が大人の空間を味わった場所であった。
6時まで時間もあったので、高島屋をブラブラして、午後5時に、高瀬川の「フランソワ」という喫茶で珈琲を飲む。
この店も戦時中、珈琲豆が手に入らず、大豆を煎って珈琲代りにしたエピソード。
 久しぶりに四条通を徒歩で散策。
東華采館の建物も変わらない、懐かしい。
菊水ビルも変わらない、懐かしい。
物心ついて、見覚えの記憶の中に、四条大橋を東西に挟んで歴史のあるビルが存在するのは気持ちの安堵が残る。
祇園・新門前の創作和食「陶然亭」にご招待頂いた。
平井智子さん 洛北時代からのお付き合いで、二十年以上の旧知。お言葉に甘えて招待して頂いた。
なかなか祇園で食事するという贅沢はさせて貰えない。
旬を新鮮なまま、淡く甘く上品に頂くことが京和食の絶妙な雰囲気の御馳走。
画像は無いが、あなごの刺身、美味であった。
ホタルイカ、筍、ぐじの焼き物梅干しあんかけ、金目鯛の刺身も甘かったし、あじ、ヒラメ、鯛の歯ごたえ、魚臭さを感じないという下処理も味付けなのであろう。
智子さんが特別に注文を入れてくれた、和牛の塩竈焼き
鯛や蟹海老を塩竈にするのは知っているが、お肉は初めて味あわせて貰った。

 大葉と香草で包まれた和牛

油が抜けて、淡白に味の変わった肉も新鮮な味わい。
御馳走になり大満足な夜は進む。ごちそうさまでした。

ゆっくり時間を取ってもらい、食後の「築地」へ行く時間も無くなったのは残念。
春の夜風と大勢な人の流れ、久しぶりに雑踏に揉まれて、気疲れか、午後10時半に野山に戻る。
余韻を感じながら私は0時前に寝床に潜る。

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