10月6日 木曜日
京都東より名神、近畿道、西名阪、針から宇陀へ。
雨が止んで穏やかな天気。少々蒸し暑さが残る奈良路。
宇陀室生の葛切りを食べに。
茅葺家の「やまが」88歳のご主人一人で切り盛り。
熊野本宮のお札がさりげなく無造作に貼ってある。
88歳のご主人のお爺さんが広島のお寺で戴いた菩薩様。
その為に立派なお寺の様な厨子を造って祀ってある。
数十年前に台風で巨木が室生寺の五重の塔に当たり酷い被害の姿。
葛切りはそれ自体が甘い優しさ。量は少なかったが森野葛より遥かに美味しかった。
「やまが」より6キロ奥に室生寺へ参拝に。
丁度お昼時であったので、老舗橋本屋で山菜定食。
重文の観音様、国宝の釈迦如来が鎮座。テレビクルーが機材を運び込んでいた。
平日に閑散とする人の少なさが自然体である。風情がある。
修復されて何年も経過しているので侘びの色合い。
ユーモアのある表情の仏たち。
南北朝の歴史の人々。
室生寺から橿原へ。
北条時代から明治まで、橿原今井町の保存された町内。
模型で再現された今井町。堀で囲まれた町並み。
良きドライブを堪能して無事、午後6時に野山へ戻る。
ゴンが甘えて寂しかった様子であった。
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