軽トラで八屋戸の村まで、滑り下りるという表現が適切。
桧林の山道は、左右の桧が雪を被り、綿帽子で左右から道を塞ぎ、軽トラでかき分ける、軽トラの通った新雪面は、コンクリート水路みたいな、コの字に掘れている。
山道は蔵王の樹氷原を軽トラが滑って行くし、戻れるかが不安になる。
村もそこそこ大晦日より積雪量は多い。
中学の田園道路から、迂回して野山寮へ戻ることに、湖西道路の陸橋の下に、三台の車が雪を避けて停めてあった、田園道路は、走ったタイヤ跡もついていない、左右に雪をかき分け、何時の道に出ようと走るが、積雪で倒木が道を塞ぎ、枝道を上に向けて登るが、積雪が吹き溜まり、スピードが鈍って、スタック、いくらアクセルを吹かしても、スリップして、進めなくなり、元来た道を戻るはめに、湖西道路陸橋に通じる、別の道を登る、アクセルを緩めず、暴れる車体をコントロールしながら、先ほどラッセルしたコの字の溝に入り込む、順調に桜の大木の下まで、あがいて登って来たが、横向きにスリップ、前進、後退、ハンドルの切り替えし、20分ほど悪戦苦闘、放置して戻ろうかと何度も考えたが、アクセル全開にて、スタックした場所を抜けて、野山へ戻ることが出来た、軽トラでも走行が難しい積雪になったものである。
宅配便が来る日である、ジャパネットTAKATAに注文した、炊飯ジャーと蒸し器、神戸太平閣の豚まん、iPhoneの外付けキーボードが届くはずであるが、ここへの配達は逆立ちしても無理である。だから、連絡が入ったら、トラックの来ているところまで、軽トラで下りるつもりで、道路の様子を見るために、走り回って来たという次第である。
こういう現実が非常に楽しめるものである。
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