月末、30日、31日の二日に渡り、水源とホースの修復を行う。台風後、ホースから水が届かなくなってしまっていた。
今、利用させて貰っている水は、小屋から歩いて30分以上、2キロは強化ホースで延々届く谷水なのである。
水源にも泥や砂利が溜まり、ホースのどこかで詰まりが起こり、水が届かないかも知れず、先ずはその要因を探す為に、30日早朝より、中山、谷口、伊藤、私の四名にて、水源まで、ホースを点検しながら、しんどい登りを一歩一歩。
水源の谷水をローリータンクに貯めるホースの先は、バケツに穴を明けたごみ取りを再度網を掛けて、バケツを沈め、きれいな自然水をタンクに入れる。タンクの泥も洗い流し、万全。
ホースの所々を切断して、水の流れを確認、またジョイントしながら、下山して確認。
やはり、途中のホースから先が流れておらず、予備の強化ホースを取りに戻り、詰まった部分を交換。
この作業を何度繰り返さねばならないのか・・・・・・
日没も早く、手元が見えなくなったのと、ホースのジョイントの予備が無くなったので、作業は明朝に再開することで、30日の作業は日没終了。
この土管は、別の谷に流れ込む水路である。
以前はこの谷水を使わせて貰っていたが、本流から水が入らない様に石、砂利でせき止められていたのを、取り除き、谷水を流す。
地面に浸透しながら流れ下るので、谷筋に流れ、その水が、我々の近くの側溝に届くのに、時間を要する物である。
翌日、伊藤、私の二人で、工具屋でジョイントを購入して、砂防ダムまで、軽トラで上がり、昨日の続きの作業に掛かる。水圧の掛かるホース、順調に水源から流れ下っている。
ホースを点検しながら、下山。
途中、つなぎ目から吹き出す水をビニールテープで止水しながら下る。
延々と続いて届く水源の水が、小屋の近くに設置したローリータンクに取水開始。
もっと勢いを求めるのなら、つなぎ目、ジョイントを交換する必要。様子を見ながら、次回の作業に・・・・
土管に流した谷水、二日後、本日やっと側溝に水が届いていた。これはあくまでも予備の水。
以前、側溝より、風呂用のポンプを沈めて、ホースで水槽まで吸い上げていたポンプ。
コードは獣に噛み切られて、これは使えない。
電源コードも点検して、汲み上げる準備だけはして置きたい。二カ所から水が確保出来れば、ライフラインは安心。
二日に渡り、結構作業に疲れた。登り下りが足腰にこたえた。ジョイントを沢山作っておく方が、詰まり箇所を発見するのに早いと思う。
自然を相手に生きるのは、苦労を厭わない事が第一である。
中山、谷口、伊藤の各氏、お疲れ様でした。
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